貯金　簡単　テクニック

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口座１つの人は貯金ができないケースが多い。

貯金できない人にありがちなのが普通貯金の口座を一つしかもってなく 固定費、ローンの支払い、生活費、小遣いなど、全て１つの口座だけで行っているタイプです。

口座が一つということは、給料もボーナスも全部入るので必然的に残高は多く余裕があると 錯覚してしまい、無駄な出費をしやすくなります。
とくにギャンブルや飲みが好きな人は危険ですね。

最低でも２つ以上の口座を持とう

貯金がしたいのであれば、最低でも「生活用のメイン口座」と「貯金用の口座」の２つを持つようにしましょう。
生活用と貯金用とを分けることによって自然と意識が高く
なり、少しずつでも貯金する感覚が身についていきます。

さらに、旅行や趣味などちょっとした贅沢をする為の
「旅行用口座」「趣味用口座」なんかを作るのもアリです。
このように、お金の使い道に合わせた複数の口座を持つことで、お金をやりくりしている自覚が生まれてくるのです。
まず２つの口座を持つことから初めてみましょう。いきなりたくさん貯金したり 、たくさんの口座を持って管理ができなくなっては全く意味がありません。 あくまで自分のできる範囲ではじめることが大切です。

貯金の鉄則と呼ばれる「先取り貯金」と呼ばれるものがあります。
これは自分で意識する必要もなく、口座に振り込まれる給料からあらかじめ一部のお金をとってしまう方法です。
お金を浪費してしまうタイプの人にオススメする貯金です。

銀行での自動積立

先取り貯金の方法で簡単なのが銀行での自動積立です。一度手続きをしてしまえば、毎月給料から一定額 が定期貯金へ自動で積み立てる仕組みになっています。 この時にポイントとなるのが、引き落としの日を給料日の翌日にすることです。
浪費型の自分に使う余地をを与えてはいけません。

サラリーマンなら財形貯蓄

財形貯蓄とは、主に企業に勤めている勤労者の為に設けられた制度で、会社がこの制度を取り入れていれば誰でも利用する ことができます。
会社に申し込めば毎月の給料やボーナスから天引きされ、会社が管理してくれます。ここでのメリットは、財形貯蓄はお金 を引き出す際の手続きが面倒な為、よほどの事がない限り引き出すことがないということです。その為、長期的な貯金に適しています。

財形の種類

さきほど説明した財形貯蓄には、主に「一般財形」「住宅財形」「財形年金」の３種類の利用区分があり、 それぞれ特徴があります。
「一般財形」は、基本的に用途の縛りはないので銀行の定期貯金と似ています。
「住宅財形」は、家を買う時やリフォームをする時にのみ使用が許されています。その為、金利も高く大手企業では年利2％ と非常に高い金利の会社も存在します。 もし将来マイホームが欲しいと考えている方は、「住宅財形」を検討してみるのもいいと思います。
「財形年金」は、将来年３回の年金を受け取れる制度です。あらかじめ受け取り時期を設定し、公的年金をもらうまでの 補助的な使い方をする人が多いです。
また「住宅財形」と「財形年金」は利率に対して課税が免除されるメリットもあります。

いままで貯金ができなかった人は、おそらくどれだけの期間でいくら貯まったという成果を得たことがないと思います。
まずは、3ヵ月という短いスパンでいいので成果を実感してみましょう。

１６．７％の法則

ではいったいどのくらいの金額を目安に貯金をはじめればいいのか？
これは人により環境が異なるので絶対的な金額は言えませんが、１つの目安として 「１６．７％の法則」というのがあります。
手取りの給料が２５万円（年収３００万円）だとすると、その月収の１６．７％の４万１７５０円を目安に貯金額を決めて いきます。これをまず３ヵ月続けてみて下さい。すると１２万５２５０円の貯金ができるはずです。
ちなみに、１６．７％というのは３年間で年収の半分が貯まる計算になっています。３ヵ月が達成できたらそれを継続して３年 間で年収の半分を目標にしてみましょう。
１６．７％の貯金ができない人は、固定費か交際費、またはローンなど支出が多い可能性が高いので早めに見直した方が いいと思います。

家計簿を作りデータ解析

さきほど説明した法則を参考に、次は毎月の収入と支出を、ノートや家計簿を使用して 記録していきましょう。
まず収入から家賃、食費、光熱費、携帯代、小遣い、ローンなどを記録していき、その他に お金をどこで使ったかのデータ解析を３ヵ月間続けてみて下さい。
貯金体質をつくるには、自分が毎月どのくらいのお金をどこに使っているかを把握 することが大切です。すると自分のなかで無駄な出費や節約すべき方向性が見えてくるはずです。
「コンビニを必要以上に利用している」「飲みの回数が多い」「必要のない物を買ってしまう」など貯金ができない人 には何か原因があるはずです。そういう部分を見直す為に行うのが主に家計簿の記録です。
家計簿は記録するだけでは何も意味がありません。目的と本質を理解しましょう。
記録をしていき「今月はなんで電気代が高いのだろう」「食費はこうすれば節約できる」など考えることが大事です。 そして成果の確認、今後の課題、反省をしていくことで金銭感覚が磨かれていきます。
これは貯金だけに限られたことではなく、仕事、恋愛、趣味などあらゆる面においても同じことが言えます。
「現状把握→対策→成果の確認→今後の課題＆反省」のフローを私生活でも考えるようにすると、いろんなことに対しても効果的 です。

目標達成が最高の成果確認

貯金には人それぞれ目的や目標があります。「生活していく上での気持ちの余裕」 「家の頭金や車」
「結婚するための資金」など様々です。
目的、目標をしっかり決めることで貯金に対するモチベーションがあがります。
「何歳までに３００万円貯めて彼女と結婚する」
「２００万円の車を買うために頭金を１００万円貯める」
「彼女と海外旅行する為に５０万円別口座で貯める」
このような目標をもつことは非常にいいことだと思います。そして必ずそれを達成し、成果を自分自身で味わって下さい。 目標にしていたことを達成することで「お金のありがたみ」を実感することができ、その実感がさらに自分を高めます。
世の中お金がすべてではありませんが、生活する上でお金は必要不可欠なものです。これを読んで下さったあなたが 貯金の意味を真剣に考え、より快適で幸せになることを願っています。